お葬式コラム

葬儀・お葬式の流れは?危篤から葬儀後の手続きまでの流れを解説!

供花と棺

家族や親族が亡くなったとき、死後の手続きや通夜・葬儀などに関することを進めるのは遺族の役目。万一のために、葬儀の準備から式が終わるまでの一連の流れや葬儀の後に行うべき手続きなどについて知っておくことが大事です。
そこでこの記事では、葬儀の流れや葬儀後にやるべき手続きなどについて、それぞれの詳細と注意点などについて詳しく解説します。今後葬儀の準備が必要になるという方は、ぜひ参考にしてみてください。

葬儀とは?役割と種類を解説!

葬儀とは?

葬儀とは、亡くなった方を弔うために行われる儀式のことです。宗教的な儀式や文化的な慣習に基づいて行われます。主な目的は、亡くなった方の霊を慰め、遺族や友人が故人との別れを告げる場を提供することです。また、葬儀は生前の故人の功績や人生を讃える場でもあります。

葬儀の役割は?

まずは葬儀を行う役割についておさらいしておきましょう。葬儀には以下のような役割があります。

故人を弔う

葬儀の主たる役割は、亡くなった方の霊を慰めることです。仏教であれば読経・キリスト教であれば祈りなどの宗教的儀式を用いて故人を弔います。

心の整理をつける

葬儀には、遺族や親しかった人たちが故人との別れを受け入れ、心の整理をする場でもあります。

社会的役割

葬儀を開き皆で故人を見送ることで、社会的にその死を確認する役割もあります。

葬儀の主な種類

「葬儀にはどのような種類があるの?」と気になっている方もいるかもしれません。ここでは、葬儀の種類とそれぞれの概要についてご紹介します。

一般葬

伝統的な形態の葬儀を一般葬と呼びます。親族だけでなく友人・仕事関係の知人・近所の人などが多数集まり、宗教儀式やお別れの挨拶を行います。葬儀式場もしくは自宅で行われることが多く、通夜・告別式を二日間に渡って執り行うのが一般的です。

家族葬

家族葬は、親しい家族や親族のみで行われる小規模な葬儀です。故人を静かに見送りたいという希望に応える形で近年増加している形式です。

一日葬

通夜を省略し、告別式と火葬を一日で行う葬儀形式です。忙しい現代社会において、時間的な負担を軽減するために選ばれることが増えています。

直葬

直葬とは、通夜や告別式を行わず、直接火葬のみを行う形式です。葬儀費用を抑えたい場合や、故人の遺志に基づく場合に選ばれます。

その他の葬儀

上述した4つが、日本で主流な葬儀の形式ですが、このほかにもいくつかの形式があります。代表的なのは、社葬、合同葬、お別れ会の3つです。なお、これらは家族ではなく、知人や友人、仕事仲間などによって行われます。

社葬

社葬とは、企業が主催する葬儀のこと。故人が会社と関わりが深かった場合に行われます。

合同葬

合同葬は、複数の家族が合同で行う葬儀です。費用の軽減や儀式の簡素化を目的に選ばれます。

お別れの会

宗教色を排した形式のお別れ会を開催することもあります。葬儀とは別に、友人や知人が集まって故人を偲ぶ会として行われることもあります。

お世話になっているお寺がない場合と葬儀日程の決め方

お世話になっているお寺がある場合そのお寺に葬儀を執り行ってもらうのが一般的ですが、そういったお寺がない場合は、葬儀会社に相談して菩提寺を紹介してもらいましょう。一般的な葬儀日程は、以下のとおりです。
1日目(故人の逝去): 通夜や葬儀の日程を決める。
2日目(逝去翌日): 通夜を夕方〜夜に実施する。
3日目(通夜翌日): 朝から告別式を実施し、その後火葬を行う。
これらを基準に、遺族や参列者の都合・お寺のスケジュール・地域の慣習などを考慮して日取りを決定します。お盆や彼岸の時期はお寺のスケジュールが混み合うことが多いので、早めに調整することが必要になります。

亡くなってから葬儀までの流れを解説!

まずは亡くなってから葬儀までの流れを解説します。なお、ここでは、日本で最も一般的な仏教式の葬儀の手順を記載しています。

危篤から葬儀の準備

危篤

・本人が入院中など病院にいる場合
医師から危篤の通知を受けたら、家族や近親者に連絡し、可能であれば病院に集まります。仕事を休む必要があるような場合は、職場への連絡なども忘れずに。
・本人が在宅療養など家にいる場合
自宅で危篤状態になった場合は、かかりつけの病院に連絡を入れる、もしくは救急車を呼んで病院に搬送しましょう。その上で、上記と同様に家族や近親者に連絡を。

ご逝去

・病院で亡くなった場合
病院で亡くなった場合は、医師によって死亡が確認された後、その場で死亡診断書が発行されます。その後、親族や友人など関係者に故人の逝去を知らせましょう。あわせて葬儀社にも連絡し、遺体の搬送や葬儀の準備を依頼します。
・家で亡くなった場合
自宅で亡くなった場合は、かかりつけ病院に連絡を入れる、もしくは救急車を呼んで判断を仰いでください。医師による死亡確認が必要になるので、勝手に遺体を動かさないようにしましょう。
・事故死や突然死・自死などの場合
事故死や突然死・自死などの場合は、医師による死因の特定ができないことがあります。その際は警察への連絡が必要です。必要に応じて検死が行われ、警察から死体検案書が出されます。

ご遺体搬送・安置

病院で亡くなった場合、故人の遺体は病院の霊安室に移されますが、基本的に数時間しか滞在できません。すぐに搬送を求められることも多くあります。そのため、できるだけ速やかに葬儀会社を手配して、葬儀会社に遺体を自宅や葬儀場に搬送し、安置してもらう必要があります。
ご遺体を安置した後は、お線香を焚いたり、枕飾りを整えたりします。宗派によっては菩提寺の僧侶を呼んで故人の枕元でお経をあげてもらうこともあります。

葬儀の打ち合わせと葬儀の準備

葬儀社と葬儀に関する詳細の打ち合わせを行います。そのためにも、葬儀を取り仕切る喪主の決定は早めに。通夜・告別式・火葬などの日程や場所・どんな形式の葬儀にするのか、何人くらいの参列者がいるのか、全体の予算などを決めます。葬儀の詳細が決まったら、親族や友人・知人・職場などに連絡を入れましょう。
また葬儀社と打ち合わせと同時進行で、死亡届の提出や遺影写真の準備なども行う必要があります。葬儀の際の弔辞を依頼するのも忘れずに。やることがたくさんあるので、喪主を中心に家族・親族で協力して進めていきましょう。

通夜

湯かんの儀・納棺(のうかん)

湯かんの儀とは、故人の体を清めるための儀式です。具体的には故人の体をきれいに拭いたり、清潔な服に着替えさせたり、お化粧を施したりして、身なりを整えます。湯かんの儀がおわったら、故人を棺に納めます。故人が生前に大切にしていた品物や思い出の品なども一緒に入れることができます。

通夜

一般的に、通夜は亡くなった当日もしくは翌日の夕方〜夜にかけて行います。 通夜の進行は、葬儀社が取り仕切ってくれることがほとんどです。遺族は、開始の2時間程度前までに会場に行き、段取りや席次・供花・供物などを確認しましょう。
通夜では、僧侶による読経が行われ(仏教式の葬儀の場合)、参列した遺族や親族・友人が焼香・合掌をして故人の安らかな眠りを祈ります。
通夜の後に通夜振る舞い(簡単な食事会)を設けることもあります。また、通夜の後、宿泊して故人を見守る場合もあります。

葬儀当日

葬儀・告別式

一般的に、葬儀・告別式は通夜の翌日に行います。 告別式も通夜と同様に、進行は葬儀社が取り仕切ってくれるので、さほど心配する必要はありません。遺族は開始の1時間〜2時間ほど前に会場に行き、段取りなどを確認しましょう。
通夜と同様、僧侶による読経が行われ、喪主から順に参列者が焼香・合掌をしていきます。式の最後には、棺の周りに花を備え、棺の蓋を閉じて出棺準備を行います。

出棺

出棺の儀が終わったら、家族や親族で棺を車に乗せ、火葬場に送ります。

火葬・収骨(お骨上げ)

火葬場に移動し、最期のお別れをした後、故人を火葬します。火葬後は家族や親しい友人などがお骨上げを行います。一般的には喪主から血縁順に二人一組で遺骨を挟んで拾って足先の骨から順番に骨壷に納めますが、地域によって風習が異なることもあります。

初七日法要

故人が亡くなってから7日目に、初七日の法要を行います。僧侶にお経をあげてもらい供養をし、参列者は手をあわせて故人の冥福を祈ります。また、参列者による焼香や遺族代表による挨拶なども行われます。

精進落とし

精進落としとは、初七日法要が終わった後に行われる食事会のことです。精進落としには、それまでの喪に服した状態を終え、日常に戻るための区切りとしての意味合いもあります。

葬儀後の手続きの流れは?

関係者へのお礼

葬儀が終わったら、関係者へのお礼を。葬儀に参列していただいた方・香典をいただいた方・供花や供物をいただいた方・弔電をいただいた方・葬儀を手伝ってくれた方などに、感謝を伝えましょう。

返礼品の準備

返礼品は、香典をいただいた方々や参列者に対して感謝の気持ちを表すために用意する品物です。香典返しとも呼ばれます。

香典返しの種類

香典返しには、香典をいただいた方にその場でお返しをする「即返し」と、後日にお返しをする「後返し」があります。

香典返しの種類

・即返し
即返しの場合、香典をいただいた際にその場でお渡しするので、香典の金額に関わらず一律で同じ品物をお返しします。発送漏れや送り忘れの心配がなく、送料もかからないというメリットがあります。なお、一定上の額の香典をいただいた方には、後日差額分として後返しをするのが一般的です。
・後返し
後返しの場合、香典の金額に応じた品物を選びます。香典の半額程度が目安です。内容は、お茶や海苔・石鹸・タオルなどの消耗品や日常で使える品物が一般的です。 後返しは、四十九日法要が終わった後、遅くとも忌明けのタイミングで贈りましょう。近くであれば品物を直接渡すか、遠方の方に対しては郵送で送ってもかまいません。

後飾り・四十九日法要の準備

後飾り・四十九日法要とは?

後飾りとは、葬儀後に故人の遺骨を安置するための仮の祭壇です。四十九日法要までの間、遺影や位牌を飾り、お線香を焚きます。
四十九日法要は、故人が亡くなってから49日目に行われる重要な法要です。この日をもって忌明けとなり、故人が仏様のもとへ旅立つとされています。

後飾り壇の準備

後飾り壇に使用する祭壇や飾り方は、宗教や宗派によって異なります。仏教式の場合は、二段式の壇を使用し、遺影や位牌を上段に、遺骨は下段に置くのが一般的です。また、毎日お線香を炊いて故人に向かって手を合わせられるように、香炉と線香・ろうそく・ろうそく立ても設置しましょう。
このほか、生花を飾り、供え物も置きます。お花は白い菊や白いユリ・カーネーションなどが最適です。供物はご飯や水・お茶・お菓子・果物などが一般的です。

四十九日法要の準備

四十九日法要は、とても重要な儀式です。葬儀が終わったら早めに準備をしておくようにしましょう。 準備の主な手順は以下です。
・日程と会場を決める
葬儀社もしくはお世話になっているお寺に相談し、四十九日法要の日時と場所を決めます。四十九日法要はお世話になっているお寺や自宅、参列者が多い場合は葬儀場で行うのが一般的です。
日程については、四十九日法要や厳密に亡くなってから49日後に行わなければいけないというわけではありません。数日前後する分には構わないので、出席すべき人が出席できる日程を選びましょう。
・お墓の準備
故人の遺骨をお墓に納めるタイミングに特に決まりはありませんが、四十九日法要とあわせて行うのが通例です。そのため、お墓の準備もしておく必要があります。納骨の際には納骨式もあわせて行うので、お寺と相談しておきましょう。
・本位牌の準備
四十九日法要と納骨を一緒に行う場合、仏壇に安置する本位牌も準備しておきましょう。位牌は仏具店で購入し、戒名や没年月日を入れてもらっておきます。
・参列者に招待状を出す
四十九日法要の日時や場所が決まったら、参列者に法要の案内を送りましょう。主な対象者は家族や近親者などです。
・供物やお花の準備
あわせて、法要当日に向けて、お供物やお花を用意します。葬儀会社が手配をしてくれるケースもあります。

四十九日法要・納骨式

四十九日法要は、仏教における重要な追善供養です。この日を境に忌明けとなり、故人の霊が仏様のもとへ向かうと信じられているからです。法要では僧侶による読経が行われ、家族や親族が手を合わせて故人の冥福を祈ります。
納骨式は、故人の遺骨を墓地に納める儀式です。一般的には四十九日法要と同日に行います。納骨式をもって、故人を正式に見送ることとなります。

納骨後に必要な手続きは?

各種サービスの停止・変更手続き

・公的手続き
市区町村役場に死亡届を提出し、住民票の抹消手続きを行います。また、運転免許証やパスポートの返納なども必要です。国民健康保険に加入していた場合はその解約手続きも。
・公共料金サービスの停止または名義変更
故人が契約していた電気・ガス・水道などの公共料金や、インターネット・携帯電話などの通信サービスの解約または名義変更します。 このほか、故人が賃貸住宅に住んでいた場合、賃貸契約の解約手続きを行いましょう。
・金融機関関係の凍結・解約手続き
故人名義の銀行口座は、口座の凍結を解除し解約手続きを。銀行口座の解約は相続手続きに必要な場合があります。あわせてクレジットカードの解約も。未払いの残高がある場合は、遺産から精算する必要があります。このほか、故人が証券口座を持っていた場合、口座の凍結・名義変更・または解約手続きが必要です。故人が生命保険に加入していた場合は、保険金の受け取り手続きを。この際には死亡診断書や保険証書が必要になります。
・サブスクリプション・サービスの解約
雑誌や新聞の定期購読、音楽や動画のストリーミングサービスなど、故人が契約していたサービスの解約手続きをしましょう。あわせて、故人が会員登録していたジムやクラブ、会員制のショップなどの解約手続きも必要です。

各種給付金の請求手続き

故人が国民年金や厚生年金に加入していた場合、死亡届の提出とともに受給していた年金の停止手続きを。また、遺族年金や未支給年金の請求手続きも行いましょう。

遺産相続手続き

故人名義の不動産がある場合、相続人への名義変更手続きが必要です。 また、遺産相続の手続きとして、相続人同士で遺産の分割を協議しましょう。遺言書がある場合は、その内容が優先されます。相続税が発生する場合には、相続開始から10か月以内に申告と納税が必要です。

遺品整理

遺品の整理も大事な作業です。遺品の中で必要なものを分別してリスト化しましょう。遺言書に指示がある場合はそれに従って分割し、それ以外のものは遺族や親しい人で分け合います。
不用品については処分やリサイクルを。大きいものは粗大ゴミに出すか、不用品回収会社に引き取りをお願いすると良いでしょう。なお、遺品整理は感情的にも時間的にも負担が大きい作業なので、専門業者に依頼するという選択肢もあります。

遺影と骨壺をもって歩く遺族

葬儀・葬儀後で注意すべきポイントは?

宗教や宗派で葬儀の流れは変わる

宗教や宗派によって、葬儀の流れや儀式の内容は大きく異なります。そのため、葬儀を行う際には、故人の宗教や宗派に合わせた儀式を行うことが重要です。

日本で行われる主な葬儀とは?

仏教

仏教式の葬儀は、日本の葬儀で最も一般的な形式です。基本的な葬儀の流れはここまで解説した通りですが、各宗派によって読経の内容や葬儀の進行は異なります。例えば、浄土真宗では死後すぐに極楽浄土に行けるとされるため、亡くなった人を「故人」ではなく「仏」として扱います。また、戒名が異なる場合もあります。

神道

神道の葬儀は、「葬場祭(そうじょうさい)」と呼ばれ、仏教の葬儀とは異なる儀式が行われます。基本的な流れは以下です。
・臨終
神職が故人の枕元で「臨終の儀」を行います。
・通夜祭
神職が祭詞を奏上し、参列者が玉串奉奠(たまぐしほうてん)を行います。
・葬場祭
翌日、故人を祀るための儀式を行います。これが神道の葬儀の中心となります。
・火葬
神道でも火葬が行われますが、骨上げの儀式はありません。
・帰幽祭(きゆうさい)
火葬後、自宅で故人を祀る祭壇に向けて帰幽祭を行います。
このほか、神道では「忌明け」と呼ばれる期間があり、通常50日後に「五十日祭」と呼ばれる儀式を行います。

キリスト教(カトリック・プロテスタント)

故人がキリスト教徒の場合は、キリスト教の葬儀が行われます。仏教や神道とは大きく異なり、祈りや賛美歌を中心に進行するのが特徴です。
【カトリックの場合】
・臨終
臨終前に司祭が「聖体拝領」や「聖油の秘跡」を授けます。
・通夜式
通夜の代わりに「祈りの集い」が行われ、ロザリオを捧げ、聖歌を歌います。
・葬儀ミサ
葬儀の日に教会でミサが行われ、故人のために祈りを捧げます。
・火葬
葬儀ミサの後、火葬が行われます。
【プロテスタントの場合】
・臨終
臨終の際に牧師が祈りを捧げます。
・前夜式
通夜に相当する式で、聖書の朗読や祈りが行われます。
・葬儀式
教会や斎場で行われ、牧師による説教、賛美歌、祈りが中心です。
・火葬
葬儀式の後、火葬が行われます。

葬儀にかかる費用は?

葬儀にかかる費用は、規模や内容、地域、宗教・宗派によって大きく異なりますが、一般的な費用項目と費用目安は以下です。

費用項目

・葬儀費用
葬儀社に支払う費用で、会場費や祭壇費・棺・骨壷・葬儀の進行管理などが含まれます。
・飲食接待費
通夜や葬儀・精進落としなどで参列者に提供する飲食の費用がかかります。
・宗教者への謝礼(お布施・お礼)
僧侶や神職・牧師に支払うお布施や謝礼も必要です。読経料や戒名料が含まれる場合もあります。
・返礼品費用
参列者への香典返しや、会葬礼状と共に渡す返礼品の費用もかかります。
・その他費用
これらの他、交通費や霊柩車の手配費・火葬料・会場での生花代などもかかります。

費用目安

・一般葬の場合
総額: 約150万円〜200万円
葬儀費用: 80万円〜150万円
飲食接待費: 20万円〜50万円
お布施・謝礼: 20万円〜50万円
・家族葬の場合
総額: 約50万円〜150万円
葬儀費用: 30万円〜100万円
飲食接待費: 10万円〜30万円
お布施・謝礼: 10万円〜30万円
・一日葬の場合
総額: 約60万円〜120万円
葬儀費用: 40万円〜80万円
飲食接待費: 10万円〜30万円
お布施・謝礼: 10万円〜20万円
・直葬の場合
総額: 約20万円〜50万円
葬儀費用: 15万円〜40万円
お布施・謝礼: 5万円〜10万円

葬儀後にやってはいけないことは?

葬儀後には、故人や遺族に配慮した行動が求められます。葬儀後は「忌中」と呼ばれる期間があり、一般的に四十九日が終わるまでの間はお祝いごとを避けるのがマナーです。具体的には以下のような行動を控えましょう。

結婚式などのお祝い事への参加

忌中に結婚式などのお祝いごとに参加するのは避けましょう。

新築祝い・引っ越し祝い

忌中に新しい家へ引っ越す場合、新築祝いを行うのは避けましょう。

お正月の祝い

喪中の場合、年賀状は控えましょう。代わりに「喪中はがき」を出すのが一般的です。

まとめ

葬儀は、亡くなった方の霊を慰め、遺族や友人が故人との別れを告げる大切な場。
だからこそ、葬儀を行うにあたって準備すべきこと・確認しておくべきこと・手配すべきことはとてもたくさんあります。実際に葬儀を取り仕切る立場になる可能性を踏まえて、葬儀の流れややることを頭に入れておくと、いざというとき慌てずに済みます。ぜひ今回の記事を参考にしてくださいね。

佐々木 昌明ささき まさあき

佐々木 昌明ささき まさあき

葬祭現場にて実務経験を重ねた後、館長として25年以上の経験から儀式、法要など多岐にわたり終活や自分史をテーマにしたセミナー講師やパネルディスカッション等多くの活動を行う。
また、東日本大地震の際には現地へ赴き、被災地支援にも携わる。
●保有資格
・葬祭ディレクター技能審査制度(厚生労働省認定)
1級葬祭ディレクター
・一般財団法人冠婚葬祭文化振興財団認定 
上級グリーフケア士

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